法医学☆国試問題解説

国試の
要 点
医師法
関 係
死 亡
診断書
死産証書
児童虐待
死体検案
死体現象
脳 死
臓器移植
外 傷
急 死
中 毒
薬物依存
医の倫理
血液型

<死産証書と死胎検案書、虐待、嬰児殺、妊娠中絶、SIDS>

H30(112)-C-40 生後8か月の乳児。ぐったりしていると、母親に抱きかかえられて救急外来を受診した。児は呼吸、心拍および対光反射がなく、蘇生を試みたが反応なく、死亡が確認された。頭部や顔面に新旧混在した皮下出血の散在と両足底に多数の円形の熱傷痕とを認める。母親によるとこれまで病気を指摘されたことはなかったという。死後に行った頭部CTでは、両側に硬膜下血腫を認める。
 最も考えられるのはどれか。
a 虐待 
b 髄膜炎 
c 先天性心疾患 
d 溶血性尿毒症症候群〈HUS〉 
e 乳幼児突然死症候群〈SIDS〉 
H30(112)-D-8 左→右シャントをきたす先天性心疾患はどれか。
a Ebstein奇形 
b Fallot四徴症 
c 動脈管開存症 
d 左心低形成症候群 
e 完全大血管転位症 
H30(112)-F-38 児童虐待について正しいのはどれか。2つ選べ。
a 児童虐待の通告は保健所に行う。 
b 言葉の暴力は児童虐待には含まれない。 
c 児童と保護者との通信は制限できない。 
d 児童にわいせつな行為をさせることが含まれる。 
e 児童虐待を受けていると思われる児童を発見した者は医師以外でも通告できる。 
H28(110)-G-1  乳児の不慮の事故による死亡原因で最も多いのはどれか。
a 窒 息 
b 溺 水 
c 火 災 
d 転 落 
e 交通事故 
H27(109)-B-6  児童相談所の業務はどれか。
a 乳児健康診査の実施 
b 就学時健康診断の通知 
c 保護者に定期予防接種を通知 
d 被虐待児に対し家庭からの一時保護 
e 小児慢性特定疾患に関する医療費助成 
H27(109)-C-3  正しいのはどれか。
a 死産証書には父の氏名を記載する。 
b 死亡診断書は死因統計の資料となる。 
c 出生証明書は双生児の場合一枚に記載する。 
d 死体検案書は診療継続中の患者に対して交付する。 
e 診断書は自ら診察しないで交付することができる。 
H27(109)-E-39 乳幼児突然死症候群のリスクファクターはどれか。3つ選べ。
a 騒 音 
b 母乳栄養 
c うつぶせ寝 
d 家族内喫煙 
e 低出生体重児 
H26(108)-G-30 虐待が疑われる児を診察した際の通告先として適切なのはどれか。2つ選べ。
a 保健所 
b 教育委員会 
c 児童相談所 
d 福祉事務所 
e 地域包括支援センター 
H25(107)-B-21 乳幼児突然死症候群について正しいのはどれか。
a 男児よりも女児に多い。 
b 生後9~18か月に好発する。 
c うつぶせ寝は予防法の一つである。 
d 親の喫煙はリスクファクターである。 
e 剖検で死亡原因が同定できることが多い。 
H25(107)-F-2 児童相談所の業務の対象でないのはどれか。
a 虐待 
b 非行 
c 不登校 
d 生活保護 
e 心身障害 
H24(106)-B-45 16歳の女子。腹部膨満と無月経とを主訴に、母親に伴われて来院した。最終月経は記憶があいまいではっきりしない。母親は1か月前から腹部膨満に気付いていたという。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。初経13歳。月経周期30日型、整。月経は5日間で、経血量は中等量である。未婚。身長 158 cm、体重 64 kg。脈拍 80/分、整。血圧 114/62 mmHg。子宮底長 24 cm、腹囲 86 cm。前脛骨部に浮腫を認めない。尿所見:蛋白(−)、糖(−)。腹部超音波検査で子宮内に胎児を認め、胎児推定体重 750 g、羊水指数〈AFI〉10.4 cmである。胎児心拍は 130/分である。妊娠 25週相当と診断した。
 現時点での本人と母親への説明として適切なのはどれか。
a 「両親学級は受講できません」 
b 「出産後に児童相談所に連絡しましょう」 
c 「母子健康手帳を交付してもらってください」 
d 「パートナーには知らせる必要はありません」 
e 「ご両親の許可があれば人工妊娠中絶を行うことができます」 
H24(106)-E-28 新生児の成熟度に関する評価項目に含まれないのはどれか。
a 大泉門の大きさ 
b 耳の硬さ 
c 背部のうぶ毛 
d 外性器の性状 
e 足底のしわ 
H24(106)-I-3 児童虐待について正しいのはどれか。
a 虐待者は継母が最も多い。 
b 虐待の相談件数は減少傾向にある。 
c 虐待の通告は福祉事務所あるいは児童相談所に行う。 
d 保護者が虐待者の場合は保護者の面会を制限できない。 
e 保護者の要請がある場合は虐待の通告をしてはならない。 
H24(106)-I-11 左→右シャントをきたすのはどれか。
a Ebstein奇形 
b Fallot四徴症 
c 動脈管開存症 
d 左心低形成症候群 
e 総肺静脈還流異常症 
H24(106)-I-39 頭位分娩時に新生児が損傷を受けやすいのはどれか。2つ選べ。
a 三叉神経 
b 腕神経叢 
c 迷走神経 
d 横隔神経 
e 坐骨神経 
H24(106)-I-62 3歳の女児。意識障害のため搬入された。なかなか泣きやまないことに怒った父親が、児の肩を持って何度も強く揺さぶったところ、ぐったりして意識がなくなったという。意識レベルはJCSⅢ- 200。
 認められる可能性が最も高いのはどれか。
a 脳梗塞 
b 水頭症 
c 髄膜炎 
d 脳内出血 
e 硬膜下血腫 
H23(105)-D-52 2歳の女児。意識障害のため搬入された。なかなか泣きやまないことに激昂した父親によって、肩を持たれ何度も強く揺さぶられた。しばらくするとぐったりして意識がなくなったという。意識レベルはJCS III -100で、全身に多数の熱傷瘢痕が散在し、新旧の皮下出血斑が多数認められる。
 この患児に認められる可能性が高いのはどれか。2つ選べ。
a 脳出血 
b 頸髄損傷 
c 硝子体出血 
d 硬膜下血腫 
e 顔面神経麻痺 
H23(105)-E-53 2か月の乳児。自宅の高さ 40 cmのソファーから転落したことを主訴に、両親に伴われて救急外来を受診した。在胎 38週、2,850 gで出生した。体重 3,890 g、体温 36.2℃。呼吸数 40/分。心拍数 140/分、整。後頭部に皮下血腫がみられ、左大腿外側に小円形の熱傷瘢痕が3個みられる。
 対応として適切でないのはどれか。
a 頭部CTを行う。 
b 眼底検査を行う。 
c 児童相談所へ連絡する。 
d 両親の態度・言動を観察する。 
e 再診予約をした上で帰宅させる。
H22(104)-B-20 妊娠、出産および育児について正しいのはどれか。
a 帝王切開には夫の同意が必要である。 
b 妊娠30週の人口早産は母体保護法による。 
c 児の救命処置は保護者の同意が必要である。 
d 人工栄養の開始は保護者の同意が必要である。 
e 人工妊娠中絶は母体保護法による指定医師が実施する。 
H22(104)-B-29 胎便について正しいのはどれか。2つ選べ。
a 暗緑色である。 
b 大腸菌が含まれている。 
c 羊水中に含まれている。 
d 胎児の肺にとって有害である。 
e 生後3日を過ぎてから排泄される。 
H22(104)-G-35 児童相談所の扱う相談でないのはどれか。
a 虐待 
b 非行 
c 虚弱児 
d 不登校 
e 予防接種 
H22(104)-H-12 医師のみが交付できるのはどれか。
a 診断書 
b 死産証書 
c 出生証明書 
d 死亡診断書 
e 死体検案書 
国試の
要 点
医師法
関 係
死 亡
診断書
死産証書
児童虐待
死体検案
死体現象
脳 死
臓器移植
外 傷
急 死
中 毒
薬物依存
医の倫理
血液型

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