術後の経過観察
術後の経過観察の期間について
■肺がん場合は術後5~8年まで、転移性肺腫瘍の場合は術後2年まで、胸腺腫の場合は術後10年まで、気胸の場合は術後2年まで経過観察を行います。
■状況により、3か月毎、6か月毎、12か月毎などの間隔で通院して頂きます。
術後の経過観察中の多い質問
■術前より通院されていた疾患については、術前と同じようにそれぞれのかかりつけ医を受診し、処方を受けて下さい。
■周術期呼吸支援外来から開始した呼吸トレーニングは、術後1-2週間での呼吸器合併症の予防を直接の対象としていますが、その後も呼吸トレーニングとして継続されることには問題ありません。
肺がん術後の経過観察について
■肺がんの場合、術後サーベイランスの意義は明らかとなっていませんが、無症状での再発の発見、局所治療による治癒可能な時期での発見などを目的にサーベイランスを行います。
■3~6か月の間隔で通院を行って頂きます。