肝移植の概要

2002年6月に第1例目を行い、これまでに小児, 成人症例また劇症肝不全などの緊急症例を含め合計16例の手術を行いました。
手術後3年での患者生存率は約80%です。

当科では肝細胞癌, 転移性肝癌, 胆管癌, 胆嚢癌などの肝切除術を必要とする年間約60から70例の肝切除術を行っており、肝臓外科における豊富な経験を肝移植に生かしております。
2006年1月より枚方新病院が開院し、移植チーム(移植外科医, 肝臓内科医, 集中治療部麻酔科医, 精神科医, 移植担当看護師, 中央検査部技師, 薬剤師, 栄養師)を組織し、移植患者様入院後にはケースカンファレンスを毎週開催し、術前術後管理の検討を行っております。
また、総合集中治療部併設により劇症肝不全などの緊急症例も対応可能となっております。

御相談やお問い合わせなどがございましたら、担当医師までメールでご相談ください。
消化器外科 医師 海堀 昌樹