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よくある質問(FAQ)


Q. 関西医大附属病院ってどんなところですか?
A. 大阪府北東部、枚方(ひらかた)市にある私立大学・関西医科大学附属の医療機関です。京阪電車「枚方市」駅の目の前にあり、京都や大阪の中心部へも電車で約30分とアクセスが良い立地です。大学病院として、希少疾患や重症例を含む幅広い疾患の診療を行っており、高度医療機関として地域医療の中心的な役割を果たしています。臨床だけでなく、研究と教育にも力を入れており、専門医や学位の取得もサポートしています。2024年には駅前に大型商業施設が完成し、周辺はより活気づいています。

Q.関西医大小児科の魅力は何ですか?
A.教育に力を入れている点が大きな特徴です。小児科医としての総合診療能力を身に着けられるよう、一人の入院患者を初期研修医(臨床研修医)や後期研修医(小児科専攻医)と上級医のチームで担当し、経験豊富な上級医が丁寧に指導しサポートします。希少疾患や重症症例も多く、各種手技や外来での対応を学べる機会が豊富です。また初期研修開始当初から抄読会やカンファレンスでの発表を通して論文の読み方やプレゼンテーション技術を学べるため、医師としてのスキルをしっかりと鍛えることができます。

Q.毎年どのくらいの人数が入局しますか?
A.毎年、後期研修医(小児科専攻医)は1~5名程度が入局しています。関西医科大学出身者だけでなく、他大学出身で初期研修を本院で行った先生、あるいは初期研修から別の病院で学んできた先生もいます。2024年度の後期研修医は、3学年合わせて12名(男性8名、女性4名)です。

Q.後期研修医の年間スケジュールはどのようになっていますか?
A.研修は関西医大附属病院と関連病院で行い、合計3年間です。関西医大附属病院では小児病棟とNICUを各6か月ずつ経験し、残りの期間を関連病院での研修に充てます。各病院で6か月から1年単位の研修を行い、さまざまな施設で多様な症例を経験するというローテーションで知識とスキルを磨きます。

Q.後期研修医の1日のタイムスケジュールは?
A.関西医大附属病院では、毎週月曜日と金曜日の8時から症例検討会を行い、始業は9時です。午前中は入院患者の診察や検査を行い、その結果を基に治療方針を検討します。午後は、週1回程度の外来当番や病棟当番をこなします。水曜日の午後はカンファレンス、教授回診、抄読会、勉強会などの教育的イベントがあり、学びの機会が充実しています。

Q.小児科ではどんな症例を経験できますか?
A.NICU(新生児集中治療室)での新生児疾患や、腎疾患、神経疾患、血液疾患といった希少疾患を含め、専門医取得に必要な症例はすべて関西医大附属病院で経験可能です。また、関連病院の「大阪旭こども病院」は、全国でも珍しい民間の小児専門病院として、Common disease(感染症など)を数多く診療しており、小児の救急医療や発達症など幅広い症例を経験できます。各後期研修医に均等に症例が割り当てられるため、バランスよく学べる環境です。

Q.関西医大附属病院の近くに住まないといけないですか?
A.いいえ、その必要はありません。大阪市や京都市から通勤している医師も多くいます。駐車場も完備しており、車での通勤も可能です。

Q.給与はどのくらいですか?
A.給与は、基本給と各種手当、関連病院や外勤での収入を含めた額になります。詳しい給与体系は関西医大附属病院のHP(卒後臨床研修センター)を参照してください。日中の外勤は半日を週2回まで可能で、外部の当直も希望制です。関連病院での専門研修中も関西医大附属病院と大きな差はありませんので、経済面での心配は無用です。

Q.関連病院にはどのような施設がありますか?
A.主な関連病院は、関西医大総合医療センターや香里病院、大阪旭こども病院、名張市立病院です。他にも河内総合病院、小松病院、済生会野江病院、大正病院、星田南病院などがあります。名張市立病院を除き、大部分が大阪府内にありますので、研修中の異動も比較的スムーズに行えます。

Q.当直はどのくらいの頻度ですか?
A.関西医大附属病院での当直は月に3~5回程度です。希望があれば関連病院や休日診療所での当直も可能です。専攻医として研修開始当初は指導医(上級医)と一緒に当直し、一人で対応することはありませんので、安心して経験を積むことができます。また関西医大附属病院で当直した翌日は午前中のみの勤務(午後からは有給休暇)で、働き方改革を遵守しています。

Q.長期休暇は取れますか?
A.夏季と春季に年2回、1週間程度の長期休暇を取得可能です。特に夏季休暇は有給休暇を消費せず、土日を含めて7日程度の連休が取得できます。春休みは病院規定にはありませんが、関西医大小児科では有給を使って同様の休暇を取ることができます。

Q.小児科研修についてさらに詳しい情報が知りたい場合は?
A. 小児科教室へお気軽にお問い合わせください。


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