当院の手術件数について
2012年8月から肥満・糖尿病手術(減量・代謝改善手術)を開始しましたが、2023年12月までに90名の方に手術を受けて頂いています
手術合併症は下記のとおりで、開腹手術が必要となった方や死亡された方はおられません。
2012年8月~2023年12月 | スリーブ手術 | 詳細 | スリーブバイパス | 詳細 |
手術件数 | 79 | 11 | ||
縫合不全 | 0 | 0 | ||
出血 | 4 | 3例は保存的に軽快 1例は腹腔鏡手術で軽快 |
0 | |
狭窄 | 2 | 内視鏡バルーン拡張術で軽快 | 0 | |
創感染 | 1 | 創処置で軽快 | 0 | |
術中術式変更 | 1 | 術中の胃損傷でバイパス手術に変更 | 0 | |
薬で治らない逆流性食道炎 | 1 | 腹腔鏡手術で軽快 | 0 | |
開腹手術が必要となった手術 | 0 | 0 | ||
手術死亡 | 0 | 0 |
スリーブ手術の長期の体重減少効果について
1年を超えると体重は少し増加します。
リバウンド傾向の方もおられますが、多くの方は少し体重が増加した状態で維持されています。術後5年目でも30 kg近い減量効果が得られています。
リバウンド傾向の方もおられますが、多くの方は少し体重が増加した状態で維持されています。術後5年目でも30 kg近い減量効果が得られています。
スリーブ手術の長期の糖尿病改善効果について
糖尿病を診断された方の割合です。初診時には61%の方で糖尿病を指摘されていましたが、手術を受けると、15%以下に減少しています。糖尿病と診断されていても、使用する薬剤は手術前に比較して減少しています。
スリーブバイパス手術の体重減少効果について
最近開始した手術なので、術後1年目までの治療成績しかありませんが、すべての患者さんで著明に体重が減少しています。
スリーブバイパス手術の糖尿病改善効果について
術後1年目には糖尿病治療薬が減り、HbA1cの値も著明に改善しています。