細胞外の情報は、様々な分子のネットワークにより細胞の中へと伝えられ、
細胞の増殖や分化・細胞死といった現象を引き起こします。
わたしたちの研究室では、MAPK経路とPI3K経路という二つのシグナル伝達ネットワークに注目して、
免疫系が正常に働く仕組みについての理解を深めるとともに、
その仕組みを利用した人為的な免疫制御法の開発を目指しています。
現在進行中の主なプロジェクトを次に挙げますが、詳細はリンクページを参照して下さい。
(i) T細胞の活性制御に関わる新規分子の同定
(ii) MAPK経路を介したT細胞の活性制御機構の解明
(iii) PI3K-mTOR経路を標的とした樹状細胞の活性制御
(iv) B細胞分化とPI3K経路
(v) マスト細胞機能とPI3K