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新生児グループ

スタッフ
大橋 敦(看護学部兼任)、辻 章志、峰 研治(NICU病棟医長)、平林 雅人、山内 壮作、赤川 翔平、藤代 定志、保田 真宏、寺本 芳樹、外山 有加(出向中)、田中 裕香(関西医科大学香里病院)

 西日本における大学病院 NICU の草分け的存在で、未熟児センターは昭和39年、その後 NICU としては昭和53年に発足し、西日本で初めての新生児搬送ドクターカーが設置された由緒ある施設です。平成 18年 1月からは、附属病院(特定機能病院)の5階全フロアを占めるアメニティ-豊かな総合周産期母子医療センター(近畿の大学病院では初めて認可)の NICU として診療を開始いたしました 。大阪新生児診療相互援助システム( NMCS )の基幹病院として、特定集中治療認可病床12床を含む27床で運営され、年間入院数300症例のうち、超低出生体重児10-20名、極低出生体重児30-40名でその生存率は80%以上です。院外出生入院の救急搬入は年間約80例で、その他の殆どが院内出生で当院産科に母体搬送されてきた妊婦からの出生児です。全ての重症新生児に対応可能で、新生児外科/小児心臓外科/小児脳外科が常勤しており緊急手術も可能です。人工呼吸器を各種備え、一酸化窒素(NO)吸入療法や血液浄化療法も積極的に行っています。スタッフは、新生児科医を始め、関連各科の医師、専攻医・初期研修医、看護師で赤ちゃんのお世話を行っています。研修医には、6 -20年クラスの指導医がマンツーマンで指導します。
 毎日午前8時から当直医報告回診を行い、水曜日の教授回診、週1回の産科との合同カンファレンス(ペリネイタルカンファレンス)、関連各科や地域医療期間と合同の周産期カンファランス(1回/月)があります。
 日本周産期・新生児医学会周産期専門医制度基幹研修施設に認定されています。