同窓会会長の挨拶
会長音信 秋田光彦 ―おとづれ162号より
余寒お見舞い申し上げます。
会員の皆様におかれましてはお元気でお過ごしの事と思います。
昨年は年の始まりに、能登地方を中心にした大地震が起こり、1年の月日が経過しておりますが、復興が非常に遅れている状況です。一日も早い復興を願っております。
幸い今年のお正月は何事もなく良いお正月でした。
最近は地球温暖化により、昨夏は猛暑が多く真夏日が長く続き秋が極端に短くなりつつあります。
また災害も非常に多くなり、私達一人ひとりが少しでも炭酸ガスを出さない努力をしたいものです。
会員の皆様におかれましても、身体に充分に気を付けて頂き、元気でこの冬を乗り切って下さい。
大学について
最近日本の大学の経営状況は、国公立も私立も悪化の状況で、ほとんどの大学は赤字財政で、私立医大でも同様ですが、本校は3月決算では増収の見込みです。まさに経営状況は安定しています。。
そのために色々な事業は計画通りに進行中です。
一つ目は、昨年10 月1日に医工学とトランスレーショナル・メディシンという、まさに医学と工学の2大領域を融合したセンターが開設されました。
次に、附属病院の別館建設は、このコロナ禍後、建設費の高騰など諸事情により遅れていましたが、ついに建設の運びなりました。
平成18 年の開院以来、北河内の二次医療圏において特定機能病院として地域医療に貢献してきましたが、築後19 年以上が経過し、質・量の両面にわたる医療需要の高まりに対して、既存の病院機能で対応していくことが困難になってきています。
当初の計画より少し縮小されていますが、2027年の秋に竣工を予定しています。
新規の病床や手術室、内視鏡室などを整備し、感染症対応病棟、画像診断装置も増設、診療機能拡大により患者さんの利便性を改善するとのことです。
また医学部のオープンキャンパスを7月と8月に2回開催しました所、両日合わせて近年で最多の1000名を超える参加者がありました。最近、関西医科大学の評価は、大学入試の私立医科大学においても一番高い評価を受けています。大変嬉しい事で、もっともっと充実し国際化を進展させ、世界に通用する一流大学を目指して行くことを願っています。
同窓会について
同窓会事業もコロナ禍以後、少しずつ通常通りに学内学外も回復し、本年度からは順調に色々な行事が進んでいます。
支部会も7支部が開催され、さらに今年の3月までに5支部の開催が予定されています。支部会開催も少しずつ増加しており、今後も開催を期待しております。
最近は各地医学部が増加しておりますので、近畿地方を中心にして遠くなればなるほど卒業生が少なくなり、支部長さんには、大変ご苦労をかけている状況です。支部がある限りは、必ず支部会開催時に本部から出席させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
また、恒例のオール関西医大ゴルフ会は、昨年11 月10 日に開催され、理事長始め大学の教授も出席されました。出来るだけ多くの参加者をと思っておりますので、ご参加ください。
新年会は令和7年1月19 日(日)に、OSK日本歌劇団のトップスター翼和希さん・千咲えみさんの出演で、リーガロイヤルホテル大阪にて華やかに行われました。
令和7年度は役員選挙の年です。2月に往復はがきで各クラスの評議員選挙をお願いします。理事・監事選挙につきましては、本誌の巻頭頁に告示ならびに立候補届出用紙を掲載しております。
選挙管理委員長は是枝ちづ氏(45)、委員は畑埜武彦(36)、甲田勝康(57)、妹尾 健(68)、 覚道奈津子(70)の各氏です。
他に郵便料金の値上げにより、発送物の検討をしなければと考えております。
また対外的には、全国私立医科大学連絡会「全国会」は北里大学医学部同窓会が担当で、令和6年11 月30 日に開催されました。並びに「西部会」も9月7日に藤田医科大学医学部同窓会が担当で開催されました。なお令和7年9月27 日の「西部会」は本会が担当になります。立派な会の運営のため現在準備中です。
以上大学と同総会の近況報告です。
昨年末から今年にかけて、インフルエンザの警報級の流行で、いまだコロナ感染も終息していません。充分に身を守って頂き、日常生活を過ごして頂きますようにお願いいたします。
今後とも会員の皆様方のご支援、ご協力をお願いいたします。