2024年9月6日に締結されたMOUに基づき、研究及び教育における学術的連携を加速させるため、共同オフィスとして、2025年5月、関医アネックス第一ビル2階に「ヴェネツィア・カフォスカリ大学・関西医科大学学術ハブ」を開設しました。 これに先立ち、本学とヴェネツィア・カフォスカリ大学との間で「共同学術ハブの管理運営に関する覚書」が締結され、本共同学術ハブは本学の国際連携拠点として、医工学センターのペッツォッティ教授がダイレクターを務めています。 今後、この拠点を活用し、更なる国際交流の活性化を図ります。
ヴェネツィア・カフォスカリ大学 関西医科大学 学術ハブ

理念
日伊が連携し、医学、工学、生体医工学などの異分野融合を通じた革新的な研究を推進するとともに、医学研究の成果を臨床現場へ応用することを目指しています。
また、国際的な教育・研究交流を通じて、学生や研究者が医学分野における重要な科学領域について学びを深め、真にグローバルな視野を身につけることを期待しています。
今後も、日伊両国の研究機関や医療機関との連携を強化し、医療の発展と人々の健康・生活の質の向上を目指します。
連携先
本学では、イタリア ヴェネツィア・カフォスカリ大学、フェッラーラ大学、サン・カミッロIRCCS病院からなるイタリアコンソーシアムと連携し、日伊間の国際的な教育・研究を目的とした共同学術ハブを、2025年3月にヴェネツィア・カフォスカリ大学内に、同年8月にヴェネツィアのリド島に位置し、先進的な神経リハビリテーションで知られるサン・カミッロIRCCS病院内に開設しました。 これら2拠点と並び、本学内にも共同学術ハブを設置したことで、日伊3拠点が相互に連携し、国際的な教育・研究を進める体制が整いました。
取り組み内容
具体的な取り組みとして、本学とイタリアコンソーシアムとの4機関合同サマースクール(2025年8月ヴェネツィア)及びスプリングスクール(2026年4月枚方市)を開催しました。 こうした活動を通して、医学と工学の垣根を超えた学際的な連携を具現化しています。
さらに、2026年度からは、ヴェネツィア・カフォスカリ大学の物理・材料工学分野と、本学のバイオエンジニアリング・医科学分野との間で、ダブルディグリー博士課程プログラムを開始しました。 共同学術ハブは、このプログラムに参加する学生の研究・交流活動の拠点としても活用されています。また、サン・カミッロIRCCS病院とは、国外臨床研修先としての協力体制の強化を進めており、今後、日伊間の学術交流がさらに発展することが期待されます。
外国人研究員の受け入れ
海外大学より研究員を積極的に受け入れています。
【2025年度実績】
・研究員9名(ヴェネツィア・カフォスカリ大学3名、フェッラーラ大学4名、トリノ工科大学1名)
・リサーチインターン3名(ローマ・ラ・サピエンツァ大学2名、トリノ工科大学1名)
国際交流協定
海外大学との国際交流協定を結び、国際的な研究活動および研究員交流の推進に積極的に取り組んでいます。
【協定校】
ヴェネツィア・カフォスカリ大学/ ヴェネツィア・リド サン・カミッロ病院/ フェッラーラ大学/ トリノ工科大学/ ローマ・ラ・サピエンツァ大学/ ローマ・サクロ・クオーレ大学-ジェメッリ総合病院/ ローマ・キャンパス・バイオメディコ大学/ パドヴァ大学(工学部)/カメリーノ大学
国際交流活動
海外大学や研究機関からの依頼を受け、International Conferenceでの講演や国際交流のイベントを企画・運営しています。
【2025年度の主なイベント】
・大阪関西万博:Pezzotti教授は大阪関西万博イタリア館科学担当に任命され、各州や大学等が主催するイベントで司会および講演を行なった(計12回)。
また8月末には計4日間、YKK株式会社および大塚電子株式会社との共同研究について、イタリアデザイン会社Italdesignとコラボレーションし出展。
・BioMed2025:ヴェネツィア・カフォスカリ大学、フェッラーラ大学、サンカミッロIRCCS病院の3機関からなるコンソーシアムとの合同で
サマースクールを企画・運営。
