実習生・研修医の方へ

医学生の皆さんへ

医学の急速な進歩を背景にして、医師に求められるものが大きく変わってきています。私たち放射線科学分野は特に技術革新が起こり、テクノロジーを駆使した画像診断やそれらを用いた新たな低侵襲診断および治療を提供できるようになってきました。いまや、現代先端医療全体の質を確保する重大な責務を負っています。 とはいえ、医学生の皆さんは「放射線医学」の具体的なイメージができる人は少ないのではないでしょうか。教科書では伝わらない放射線医学の目覚ましい発展を経験してください。

研修医の教育体制について

現在の医療では画像診断の理解は必要不可欠となり、現代医療の中で放射線科と無関係な診療科はないといっても過言ではありません。そのため私たちは内科、外科をはじめ臨床各科と密接な連携をとり、診療を行っています。臨床研修医にとって画像診断をどう学ぶかは重要な課題です。
私たちは平成31年度より屋根瓦教育システムを導入しました。これは教えられた者が次の者を教えていくといったチーム指導体制であり、チーム全員が学ぶために互いに教えあうという制度です。コミュニケーションを大切に気軽に相談や画像の検討を行い、理解を深めてもらう環境を整えています。
画像診断に核医学、IVR、放射線治療の分野全てで、有意義な研修を行えるようバックアップしていきます。