演題募集

演題募集を締め切りました。多数の演題をご応募いただきありがとうございました。

演題募集期間


2021年4月29日(木)~6月11日(金)


演題登録用のテンプレートをダウンロードしていただき、下記のメールアドレスに電子メールで送付してください。
Word形式、PDF形式のどちらでも結構です。
(PDFファイルはデスクトップなどに一度保存し、Acrobat Readerで開いてください。インターネットアプリでは応募カテゴリーが選択できません)
 
演題登録用テンプレート(Wordファイル)
演題登録用テンプレート(PDFファイル)
 
kinkies@hirakata.kmu.ac.jp


募集演題

スペシャルシンポジウム

1. 内視鏡外科医の限界とその先

1990年に本邦初の腹腔鏡手術(腹腔鏡下胆嚢摘出術)が実施されてから30年余りが経過しました。これまで開胸または開腹でのみ可能とされてきた外科手術は手術手技や医療機器の飛躍的な進歩に伴い、半数以上が内視鏡下に実施されるようになってきています。本セッションでは、内視鏡手術のエキスパートの考える内視鏡手術の限界点をご提示いただくと同時に、そこからさらに限界を突破すべく取り組んでおられることや将来的な展望について議論していただきたいと思います。

2. 内視鏡外科手術における女性外科医の活躍と展望

男性が大多数を占める外科領域にも徐々に女性外科医が増えつつあります。これからの将来を考えると、女性医師が働きやすい環境作りが必須となってきますが、本セッションでは各施設で女性外科医が内視鏡手術を習熟していくにあたっての労働環境の調整や育成、さらには活躍の場を広げていくための取り組みや課題について論じていただきたいと思います。

シンポジウム

1. ロボット支援下内視鏡手術の大いなる可能性 -ここまでできる!ハイレベル手術

2018年4月に胃癌・食道癌・直腸癌に対するロボット支援下内視鏡手術が保険適応となりました。この革新的技術は数年で急速に広まってきており、近畿圏でも数多くの施設が導入してきています。本セッションでは通常の内視鏡下手術のみならず開胸・開腹手術をも凌駕するような高次元の手術手技・術式をご紹介いただき、ロボット支援下内視鏡手術の可能性について論じていただきたいと思います。

ワークショップ

1. 高難度内視鏡外科手術時代の若手育成

外科医は過去には開胸ないしは開腹手術ができる医師という認識でした。しかしながら、現在は内視鏡手術もできる外科医でなくてはならないという認識になっています。内視鏡手術の進歩は著しく、高難度の外科手術であっても内視鏡で実施されることも多くなってきており、若手外科医が開胸・開腹のみならず内視鏡手術も習熟するには多大な時間と労力が必要になってきています。本セッションでは非内視鏡手術および内視鏡手術の両方を若手外科医が効率的に習熟していくために取り組んでおられる工夫(プログラム)について議論していただきたいと思います。

2. 鏡視下食道がん手術の現状と未来

鏡視下食道がん手術の普及に伴い、従来の開胸手術では知りえなかった微細な解剖の理解やその知見に基ついた手術手技、加えてロボット手術などの新しい機器が開発されてきました。今後も、従来の常識と考えられてきたものを超えていくコンセプトや手術手技の確立していく必要があります。本セッションでは各施設における現状や問題点、未来の鏡視下食道がん手術について討論していただきたいと思います。

3. 腹腔鏡下胃切除を快適に行うためのちょっとした工夫

腹腔鏡下胃切除は多くの施設で標準的に実施されており、学会などを通して各施設の手術手技は飛躍的に向上してきています。ただ、残念ながらCOVID-19の影響で手術見学ができなくなり、機材の準備と配置、カメラ・鉗子固定具の使用、排煙方法、看護師との連携、特殊な器具の使用、手術手技など、各施設が行っている腹腔鏡胃切除を快適に行うためのちょっとした工夫を学ぶ機会がなくなりました。本セッションでは、学会などで発表するほどではないが、拝聴された方々の次の手術からの常識になるような各施設のちょっとした工夫を紹介していただきたいと思います。

4. 高度進行直腸癌に対する内視鏡下手術の適応と課題

腹腔鏡下手術が普及した現在においても、巨大腫瘍や周囲臓器浸潤例など局所進行直腸癌に対する腹腔鏡下手術の適応には多くの課題があります。積極的に取り組んでいる施設において、どの様にこういった課題を克服しようとされているのかを披露していただき、議論したいと思います。

5. 術野確保困難例に対する腹腔鏡下肝切除術の工夫とコツ

2016年より肝葉切除術・区域切除術および亜区域切除術が保険適応となり、広く一般病院においても本術式が浸透しつつあります。しかしながら、現在においても肝切除術は開腹・腹腔鏡下共に高難度外科手術であり、その中でも特に後上部領域(S6,7,8)肝腫瘍や巨大肝腫瘍に関しては、術野確保の困難さから開腹手術を基本としている施設も多いと思われます。本セッションでは視野確保・術野展開が困難な肝腫瘍に対する腹腔鏡下肝切除の工夫やコツをご披露いただき、またその限界点(開腹手術とすべき症例)について論じていただきたいと思います。

6. 腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術の導入・定型化への道のり

2016年に腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術が保険収載され、胆膵領域の高難度外科手術に対しても鏡視下手術が本格的に導入されることとなりました。本セッションでは本術式(ロボット支援下手術含む)を導入しておられる施設より、手術完遂に向けたポイントやこだわり、また導入を検討している施設に向けて、その具体的な道程などをお示しいただきたいと思います。

7. 呼吸器外科領域における内視鏡下手術(ロボット支援・単孔式含む)での助手の役割についての再考

呼吸器外科領域においても大部分の手術が内視鏡下手術に置き換わってきています。開胸手術と内視鏡下手術では助手の果たす役割は変わってきていると思われますが、昨今では助手のいない状況での単独術者で手術を遂行する場合も出てきているかと思われます。本セッションでは助手の果たす役割や実際の術中の振る舞いについて、いわゆる「指導的助手」という観点から、これまでの開胸手術との違いについて議論していただきたいと思います。本セッションでは助手の果たす役割や実際の術中の振る舞いについて、いわゆる「指導的助手」という観点から、これまでの開胸手術との違いについて議論していただきたいと思います。

一般演題

上部消化管(食道・胃)、下部消化管(小腸・結腸・直腸)、肝胆膵、ヘルニア、呼吸器外科の各領域の演題を広く募集します。