講座概要

 平成26年現在、当講座は、教授1名、准教授1名、助教1名、非常勤講師2名、研究員1名、技師1名、教授秘書1名の8名で構成されております。

 平成22年度の最も重要な発見は、加齢に伴って発症するII型の糖尿病の治療法として、当講座が開発した新しい骨髄移植の方法(骨髄内骨髄移植法)に胸腺移植の併用が必要であることを見出したことであります。
(平成22年9月13日(月)の夕刊、関東版の毎日新聞に掲載)

 当講座の目的は、種々の難病の病因が造血幹細胞や間葉系幹細胞の異常に基づくことを明らかにし、その根本治療法を開発することにあります。

 当講座では、これまで、難病のモデル動物を用いて、多くの難病は、骨髄の造血幹細胞の異常に起因することを見出してきました。

 また、最近、加齢に伴って発症する疾患は、骨髄の間葉系幹細胞の異常に起因することも見出しており、造血幹細胞と間葉系幹細胞を正常のものと置換する、新しい骨髄移植方法(灌流法+骨髄内骨髄移植法)の臨床応用を目指しております。


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関西医科大学共同研究講座
幹細胞異常症学
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