研究内容紹介

Research

社会医学分野(医科学専攻 社会環境医療系)

国際保健学(国際保健学)

感染症の疫学と予防、熱帯病とくに熱帯感染症の診断と予防に関する研究と臨床を実施しています。

国際保健学

  • 海外渡航者医療センターにて海外渡航者のための予防接種、健康相談及び渡航後の感染症の治療を行っています。
  • 西山教授による海外で注意しなければならない感染症等に関するよもやま話を掲載しています。
  • 開発途上国における健康被害や健康管理に関する研究

<関連リンク>

ヘルスプロモーション・高齢者保健・医療・福祉(公衆衛生学)

高齢者の増加と共に介護負担の増加が予想されます。高齢者に対する介護(看護)の質を向上させると共に介護者側への負担を軽減させることが不可欠です。オーストラリアでの介護プログラムとの比較から現在の介護(看護)者の負担を定量化すると共に今後の対応策を検討しています。

健康増進・ヘルスプロモーション・高齢者介護
オーストラリア
メルボルンの高齢者介護施設での活動

  • 高齢者における健康の維持増進とQOLに関する研究
  • オーストラリアと日本の介護労働環境の比較調査から人的支援と物的支援の両面から介護労働を軽減するプログラムに関する研究
  • 「認知症の人とおどるダンス」活動を通じた地域における認知症サポート活動
  • 看護・介護現場での看護(介護)者の腰痛や筋骨格系障害に関する自記式アンケート、心理指標、心拍数、筋電図などの指標から身体的・精神的な負担の定量化の試み
  • 高齢期における「フレイルの予防を目的とした、食(栄養)と運動を組み合わせた総合的プログラム」の開発

細胞生物学、分子生物学分野(先端医療専攻 ブレインメディカルサイエンス系)

再生医療学(神経・内分泌機能再生医学)

分子レベルでの再生医療への応用を図るために、ES細胞及びiPS細胞などの万能細胞を用いて神経細胞や内分泌細胞への分化誘導を試み、難病治療への応用を検討しています。

  • マウスES及びiPS細胞を用いた下垂体系細胞への高効率分化誘導の検討と立体的下垂体組織の構築の試み
  • 聴覚伝導路における組織幹細胞の探索と同定及びガン幹細胞との関連性の検討

予防医学(神経・内分泌機能再生医学/公衆衛生学)

超高齢化社会を向かえるにあたり益々増加する疾病の予防及び治療に関して広い視野で研究を行っています。

  • 更年期障害に対して処方される漢方薬のエストロゲン活性に関する研究
  • 骨粗鬆症に関する細胞生物学的予防及び治療のメカニズムに関する研究
  • モンゴル国における大気汚染の実態の調査と小児呼吸器疾患に及ぼす影響に関する研究

感染症対策(国際保健学)

主に発展途上国での感染症の診断とベクターコントロールによる蚊媒介性感染症の予防に関する研究をラオス、ソロモン諸島との共同研究で行っています。

  • 活動性結核の迅速かつ簡便な診断法の開発とラオスでのトライアルの実施
  • フィールドにおけるタイ肝吸虫罹患患者の迅速診断法の開発
  • 分子生物学的手法を用いたヒト回虫のhost-parasite relationshipの解明
  • ラオス及びソロモン諸島におけるデング熱、チクングニア熱、ジカ熱等蚊媒介性ウイルス疾患の遺伝子疫学的研究
  • 長期間作用性ピリプロキシフェンを用いたデング熱コントロールの研究

各研究分野で大学院生を募集しています。  詳しくはこちら