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胸腰椎圧迫骨折の骨セメント治療
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骨粗鬆症や癌の転移などが原因で、背骨(脊椎)が圧迫骨折を起こすと、強い痛みが生ずることがあります。従来、このような脊椎圧迫骨折の痛みに対する治療としては、鎮痛剤の投与や安静、コルセットの使用、外科手術などが行われたり、また、癌の転移による痛みの場合には放射線治療が行われてきました。
経皮的椎体形成術は、このような脊椎圧迫骨折による痛みの治療法として、1980年代後半からヨーロッパを中心に行われるようになった新しい治療法です。1990年代後半より世界的にその有効性が認められるようになり、我が国でも数年前より一部の医療機関で実施されるようになりました。関西医科大学附属病院放射線科でも厚生労働省から先進医療の承認を受け、経皮的椎体形成術を施行できるようになりました。
「経皮的椎体形成術」は、潰れた背骨(脊椎圧迫骨折)に針を刺し、そこから特殊なセメント(骨セメント)を注入することで潰れた背骨(脊椎圧迫骨折)を固める治療方法です。圧迫骨折を起こした背骨を骨セメントで補強することにより、痛みをやわらげることが出来ます。
当科では胸椎圧迫骨折・腰椎圧迫骨折を中心として200人・400椎体を超える患者様の骨折に対して経皮的椎体形成術を施行してきました。このWeb Siteは胸腰椎圧迫骨折に対する経皮的椎体形成術の概説と関連情報、および当科における治療方針などをまとめた物です。
経皮的椎体形成術を希望される患者様は、関西医科大学 附属病院 放射線科外来を受診してください。その際、できれば かかりつけ医師の紹介状をお持ち下さい。胸椎と腰椎のレントゲン写真・MRIなどがございましたら かかりつけ医療機関からお借りして持参してください。(紹介状無しでも受診できます。)
痛みのために患者様ご本人の来院が難しい時は、ご家族の方が レントゲン写真・MRI写真を持参し、受診されても結構です。関西医科大学 附属病院 放射線科外来は予約制で、電話番号は072-804-2842です。