講座についてabout

紹介


本講座は2010年より大学院講座名称を幹細胞病理学(Department of Stem Cell Pathology)と改め、消化管、生殖細胞、乳腺を中心とした正常組織幹細胞およびがん幹細胞の同定と解析を中心に研究活動を行っており、特に成体幹細胞のマルチカラー細胞系譜追跡法によりこれまで幹細胞の動態が良く分からなかった臓器から新たに幹細胞が見つかっております。

本講座の研究プロジェクトは2010年度より最先端・次世代研究開発支援プログラム組織幹細胞の次世代イメージングを通した治療標的膜蛋白質の同定と新しいがん治療法の開発に採択されており、種々の臨床科から大学院生を受け入れて日夜研究活動に邁進しております。

病理学は病気の原因について解析する学問であり、その手法として動物実験を中心とした実験病理学と診断を中心とした臨床病理学があります。しかし近年の様々なバイオテクノロジーの急速な進歩により、その範囲は急激に増大し、様々な疾患の理解が深まっていると言えます。特に当講座で取り組んでいる幹細胞生物学の進展は正常幹細胞だけでなく、がん幹細胞の理解を含めその分子標的療法など新たながん治療の可能性を切り開きつつあります。

また、こうした先進的な取り組みが改めて臨床病理診断学にフィードバックされて行きつつあります。当講座では先端技術を用いた新しい分子標的療法の開発とともに、新たな病理診断学の手法を開発して行きます。
なお、本講座では大学院生、研究員を随時募集しております。よろしくお願い致します。



関西医科大学実験病理学講座 教授 上野 博夫

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