ABOUT
研究部門概要本部門では、ゲノム情報に基づく個別化医療「Precision Medicine」とゲノム医学の発展を目指し、様々な疾患のゲノム解析を行っています。 臨床検体やコホート研究から得られたシーケンスデータをもとに、希少疾患、自己炎症性疾患、自己免疫疾患、がんなど多様な病態の機序解明に取り組んでいます。
ゲノムワイド関連解析(GWAS)、全ゲノムシーケンス(WGS)、エクソーム解析(WES)、RNA-seqやメタゲノム解析などのオミックスデータを統合し、 高度バイオインフォマティクスと統計遺伝学を駆使した包括的な解析アプローチによって、新たな疾患関連遺伝子やリスク因子の同定を行います。
Precision Medicine への実装
臨床情報・画像データとゲノム情報を統合し、診断補助、治療方針決定、予後予測に役立つバイオマーカー探索を行います。
大規模ゲノム・オミックス基盤
全ゲノムシーケンスやがんゲノムパネル解析、多様なコホートからのビッグデータを蓄積し、学内外の共同研究を推進しています。
ゲノム医療を支える情報基盤
ヒトゲノムリファレンスデータベースや臨床・検査データを統合したレジストリを構築し、診療・研究の両面を支援しています。
RESEARCH
研究内容遺伝性疾患・自己炎症性疾患・がん・感染症など、多様な疾患を対象に、ゲノム解析とオミックス解析を組み合わせた研究を展開しています。 ここでは、主要な研究テーマと最近のトピックの一部をご紹介します。
- メンデル型遺伝病の原因変異解析
- 複雑系疾病のオミックス解析
- 臨床ゲノム情報統合データベース(希少難病・感染症)の構築
- 難病レジストリの設計と構築
- 人工知能を活用した希少難病の原因変異解析
- がんゲノム解析
- 日本人ヒトゲノム多様性の地域差の研究
- ゲノムワイド関連解析手法の開発
- ヒトゲノムリファレンスデータベースの構築
・好酸球性副鼻腔炎における病態関連経路の同定
・人工知能を用いた細胞画像からの疾患予測アルゴリズムの開発
・日本人集団を対象としたヒトゲノム多様性データベース(HGVD)の構築と公開 など
詳細な研究内容は、論文・プレスリリースをご覧ください。
PUBLICATIONS
業績・発表原著論文
-- 2025 --
-- 2024 --
-- 2023 --
-- 2022 --
-- 2021 --
-- 2020 --
-- 2019 --
-- 2018 --
-- 2017 --
-- 2016 --
-- ~2015 --
MEMBERS
メンバー- 研究所教授
- 日笠 幸一郎
- 講師
- 安河内 彦輝
- 博士課程4年
- 島本 優太郎
- 修士課程3年
- 泉 佳孝
- 修士課程2年
- 平瀬 純子
LINKS
関連サイトゲノム解析部門および関連プロジェクトの詳細情報は、以下のリンク先からご覧いただけます。
日本人を対象としたゲノムリファレンスデータベース。
RECRUIT
大学院生・ポスドク募集 / お問い合わせゲノム解析部門では、大学院生・ポスドク・技術補佐員など、ゲノム解析・統計遺伝学・バイオインフォマティクス・ 医学研究に興味のある方を広く募集しています。
医学部出身者に限らず、理学・工学・情報系など多様なバックグラウンドの方の参加を歓迎します。 ゲノムデータ解析の経験がなくても、意欲があれば一から丁寧に指導します。
ゲノム医学研究に興味がある修士課程および博士課程の大学院生を受け入れています。
関西医科大学 附属生命医学研究所 ゲノム解析部門
住所:〒573-1010 大阪府枚方市新町2丁目5番1号 814号室 (room 814)
Department of Genome Analysis, Institute of Biomedical Science, Kansai Medical University
2-5-1 Shinmachi, Hirakata, Osaka 573-1010 JAPAN
E-mail: E-mail: higasa.koi(at)kmu.ac.jp
研究内容や募集に関するご質問、見学希望、共同研究のご相談などがございましたら、 上記メールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。